ソーラーパネル設置工事で必要不可欠な結束バンド

日本では沿岸部だけでなく、都心部のビルの屋上や戸建て住宅の屋根にも太陽光ソーラーパネルがたくさん設置をされています。再生可能エネルギーに注目が集まるようになった2000年以降、その普及率は毎年向上しており、2020年には年間50万件もの新規設置がなされたほどです。ソーラーパネルの設置工事は電気専門会社が実施をなされるのが一般的で、国家資格を有した技能士が担当をします。ここではこの設置工事で必ず用いられる結束バンドの概要について簡単に見ていきましょう。

その結束バンドとは、ステンレス製になっている特別仕様のものです。通常の結束バンドは多くの方がご存知なように、塩化ビニール製となっています。一度締めたら決して緩む事がないという特性を持っており、その点はソーラーパネルに用いるステンレス製品も同様です。しかし、塩化ビニール製だと耐久性に欠けるのが欠点です。

10mm程度の小さなバンドなので、100キログラムをこえる品物を固定するのには不向きと言えるでしょう。そこで登場したのがステンレスで、雨に長時間さらされても決して錆びることもありません。取り付けるときはボルトとナットで固定をするのがポイントで、メンテナンスの時はいつでも取り外せます。使い捨てではないというのが通常お結束バンドとは一線を画している点で、何度でも繰り返し利用できます。

ソーラーパネル以外に、建設現場の足場設置工事でも活躍する建材です。

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