インターネットでは必ずと言っていいほど、lanケーブルでパソコンとモデムを接続しないといけません。以前は電話回線で使用ができましたが、それはISDNという通信方式だったからです。ADSL回線以降は必ずlanケーブルというグラスファイバーというものを用いて、光の乱反射による通信となったわけです。2020年4月から、5Gと呼ばれる新しい通信規格が登場しました。

これに伴いケーブルもこれでまでのCAT10からCAT15へとグレードアップと遂げたわけです。5Gとはすでにアメリカと中国で運用がなされている規格で、次世代型高速通信といいます。中国の浙江省ではこの5Gを駆使したデジタルサービスが主流で、無人運転自動車からホテルまであるほどです。日本でも今後はスマートシステムを全国区へと広げていき、本格的なICTを開始する見込みです。

この通信を実施するにあたって必要なものが、CAT15のランクをマークするlanケーブルです。以前までの光回線の約400倍の速度となるので、必ず適正な値を示すケーブルが必要というわけでしょう。簡単にその特徴を説明すると、計10本のグラスファイバーを備えていて、それぞれで乱反射をおこなっている訳です。上りと下りで200Gbpsを記録しており、これによってタイムラグを生み出すことなく、デジタル通信ができます。

形状は一般的なlanケーブルとまったく同じなので、使用方法もかわりません。