結束バンドは使用する用途によって使い分けましょう

結束バンドには使用している素材によって、いくつもの種類があり、「結束バンド」とは一般的な呼び名で、他にもケーブルタイなどと呼ばれることもあります。屋内や屋外など使用する場所や用途によって、使い分けていくことができ、一般的に販売されているものの多くはナイロン樹脂が使用され「ナイロン66」と呼ばれるものです。価格も比較的に安く、柔軟性がありケーブルなどをまとめても傷がつきにくく、強度も強く耐候性が有るので、屋内外で使用ができますが、湿気の多い場所には不向きです。ナイロン66以外にも、ナイロン46や11など数字によって特徴が違い、使用する用途も変わっていきます。

ナイロン46は、66よりも耐熱性や耐油性があるので、熱を発する場所に使用するには最適です。車のエンジンルームなど機械を使用するところにも使えます。ナイロン11は66よりも耐塩性があるので、海沿いの地域で塩害が予想される場合にはナイロン11の方がより最適です。またナイロン樹脂ではなく、ポリプロピレン製のものは、強度が高い上にアルカリや酸性の薬品などにも強い性質を持っているので、医療現場などでも使用できます。

シリコン製のものは弾力性があり、枝などを傷つけることなく成長を妨げないので、家庭菜園に向いています。外で使用するものは紫外線による劣化を防ぐために、黒いものを使用すると良いとされています。このように結束バンドにはいくつもの種類があるので、用途によって使い分けるとより便利に使用することができます。

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