今では家庭だけでなく、農家や病院でも結束バンドは大活躍をするアイテムです。もともとは1960年に国内の企業が開発した電気部材であり、送電線を束ねるのに活用されていました。このアイテムの特徴は、一度締めると決して緩むことがないというもので、そこに注目が集まりました。家庭ではおもにキッチン用品を取り付けるフックとして活用され、農家ではネットやビニルハウスの組み立てに活用されているわけです。

そこでここでは、さまざまな現場のなかでも身近な文房具という形の結束バンドの活用法をご紹介しましょう。100円ショップやホームセンターで販売されているもののなかには、両面テープになっている結束バンドがあります。これが文房具でも活用されており、ペンを束ねたりノートをまとめるのにも活用できるわけです。簡単に使用例を説明すると、文房具で使うには取り外しができないといけません。

前述したような一度締めると取り外せないというのでは、快適に使用することはできないでしょう。そこで購入するときは、何度でも利用できる両面テープタイプが良いという訳です。一般的な結束バンドの場合、ポリ塩化ビニール製となっています。取り外すにはナイフなどでカットをしないといけませんが、両面テープであれば手の力で取り外すことが可能です。

なお、1本あたりの単価は約50円となっており、通常の結束バンドよりも若干コストが高いですが、再利用できることを考えると経済的です。